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☆4月8日の『オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドン』放送あり!観るべし!! みすずりんりん放送局 - CALL ME
 

みすずりんりん放送局

ジョニー&ラミン&ジェイクが好き♪映画レビューはコネタバレあるかも^^(コメント欄は要注意!)写真を撮るのも大好きです♪
 
 
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CALL ME NO.11 

1_070501048[1]


 振り返ると同時に、電話のメロディが鳴った。
 番号は・・・知らない・・・
 心臓が早鐘を打つように鳴り出す。
 
 もしかして・・・?
 でも・・・

「はい?」
 声が震える。
 耳から甘い痺れが身体中に広がっていく。
 本当に?本当に、あなたなの?
「・・・遅いじゃない・・・」
 こらえても、涙が溢れて止まらないよ。
 電話の向こうで、「絶対電話するって、言ったよね?」ってしれっとした口調で言ってる。
 そして・・・
「え?今?」
 私は慌てて、電話を切って走り出す。
 彼がいる。
 もう、行かなくなったあの場所に。
 彼がいるの?

 タクシーせかして、やっと着いた。
 いつもより、少し暗くなったその場所に、シルエットが見える。
 振り返ってる?笑ってる?
 彼だよね?
 逆光で顔が見えないよ。
 私が側に近づくと、 
「僕はまだ悪人かな?」
 開口一番彼が言う。
 優しい笑顔といらずらっぽい瞳。
 人の気も知らないで・・・
 睨むと、首をすくめてまた笑った。
 映画のヒロインみたいに、彼の胸の中に飛び込むべき?
 そんな勇気・・・持ってない・・・
 会ったら言ってやろうと思ってたことがたくさんあったのに、それもどうでもよくなった。
 にこにこ笑ってる顔見てると、なんだか涙も出てこないよ・・・悔しいな・・・
「実は腹ぺこなんだ」
 彼は言った。
「また、あの喫茶店に行かない?」
 あの、喫茶店?
「あの喫茶店、今日休みだよ」
 本当はいつが休みかも知らない。
「だから・・・」
 喉が鳴る。
「だから、私の家に・・・スパゲティなら得意だよ」
 そうだっけ?
「・・・」
 彼はちょっと驚いて目が大きくなって・・・「おいしいの?」って聞いてきた。
 失礼だ・・・
「天下一品だよ」
 だったら行く、 彼は笑っていた。
 演技は彼の方がプロ。
 私の嘘もお見通しね。
「じゃあ、案内して・・・」
 彼が手を差し出す。
 その手を取ってもいいんだよね?
「うん」
 彼の手の上、私の手を重ねる。
「相変わらず冷たいね」
 彼が私の手をぎゅって握って、自分の頬に押し当てた。
「・・・じゃあ、ずっとこうして温めて・・・」
「それは名案だね」
 彼は、私の手のひらを自分の唇に押し当てて、強く吸った。
「あ・・・」
 その途端、全身の感覚がそこに集まったかのように、立ってられないぐらいの衝撃が襲ってきた。
「やっぱり、僕は悪い奴かも」
 私の心を見透かしたように彼が言った。
 私の腰に手をまわして、自分の方に引き寄せる。
 
 笑ってる彼の瞳に私が映ってる。
 私・・・こんな顔してたかな・・・?
 
 私の中で、何かが変わる・・・何かが目覚める。
 もう、後戻り出来ないよ?


 途中、喫茶店に照明がついていたけれど、ふたり、気が付かないふりして、通り過ぎた。

(おわり)

 
 



 
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CALL ME 番外編 

 本日は、『CALL ME』の最終回を載せるはずだったんですが・・・

 急遽、自作MVを載せる事にしました。
 (そんなもの載せるなって、言わないで~~

 この曲「青山テルマ」の『そばにいるよ』を先週金曜日ミュージックステーションで聞いて、びっくりして感動しまして・・・うるうる涙

 特に歌詞が、この小説『CALL ME』を彷彿させるような内容で・・・
 当初は、別の曲で作ろうと思っていたので、出来上がると載せたくて~~ぷぷ

 小説の中の「私」の思いをMVにしてみました。
 ようつべにアップすると画質かかなり落ちちゃいましたが~~落ち込み

 途中の撮影部分はお豆ちゃんから頂いた、ジャパンプレミアの様子のビデオから抜粋しました。
 お豆ちゃん、ありがとう~~おめめきゅるきゅる

 イメージは『CALL ME』の9話です。
 切なく見詰める目線ね。
 良かったら、「私」になったつもりで聞いてみてください。

 では、どうぞ~~




 そばにいるね

 あなたのこと 私は今でも思い続けているよ
 いくら時流れて行こうと I 'm by your side baby いつでも
 So.どんなに離れていようと心の中ではいつも一緒にいるけど 寂しいんだよ
 So baby please ただ hurry back home

 Baby boy あたしはここにいるよ どこもいかずに待ってるよ
 You know dat I love you だからこそ心配しなくていいんだよ
 どんなに遠くにいても変わらないよこの心
 言いたい事わかるでしょ?
 あなたのこと待ってるよ

 過ぎ去った時は戻せないけど 近くにいてくれた君が恋しいの
 だけど あなたとの距離が遠くなる程に忙しくみせていた
 あたし逃げてたの
 だけど目を閉じる時眠ろうとする時逃げ切れないよ あなたのこと
 思い出しては一人泣いてたの

 アルバムの中納めた思い出の
 日々より何気ない一時が今じゃ恋しいの
 And now あなたからの電話待ち続けていた
 携帯握りしめながら眠りについた
 あたしはどこも行かないよ ここにいるけれど 見つめ合いたいあなたのその瞳
 ねぇわかるでしょ?あたし待ってるよ

 

CALL ME No.10 

1_070501061[1]


 あれから、どれくらいたったかな?
 彼の映画の上映も終わってしまい、あの騒ぎが嘘のように街は静かさを取り戻した。

 彼女の口からも彼の名前は出てこない。
 今度は別の有名人がやってくるらしい。
 彼女は今その有名人と会うための計画を練るのに忙しいのだ。

 私の日常もいつもと変わらず動いてる。
 朝起きて、仕事をして、友達と食事やショッピング。
 
 ただ、変わったのは、あの場所には行けなくなったこと。
 あの場所は私の癒しの空間だった。
 疲れた時、夕日を眺めるのが好きだった。きらめく水面を眺めるのも好きだった。
 
 でも、今は夕日を眺めると彼の横顔がちらつく。
 きらめく水面を見ると真っ直ぐな彼の瞳を思い出す。

 もう携帯を握りしめる事は止めた。
 そう、結局電話がかかってくることはなかった。
 彼は今頃忙しくしているんだろうね。
 次回の映画の撮影も始まると彼女から聞いた。
 

 叶わぬ夢を見るのは止めよう・・・・
 あれは、愚かな私の幻想だったのだ。
 現に私は、彼が今どこで何をしているかさえ、知らないのだから・・・
 

「今日はどーするの?」
 彼女が聞いてきた。
「今日は真っ直ぐ家に帰るよ」


 私はあの日、彼と出会った場所に来ていた。
 未練がましく、ここを通るたびに彼がいないかと探している自分がいる。
 もしかしたら・・・と。
 諦めたなんて、嘘。
 はぁ・・・すっかりため息も慣れっこね。
「あの日も・・・」
 後ろを振り返る。
「彼はあっちから走ってきたんだ・・・」
 いくら振り返っても、彼はいないのに。

 (つづく)

 

CALL ME No.9 

1_070501038[1]


 空港に凄い人だかり。
 何百?何千?
 彼が現れると歓声があがる。
 照れくさそうに、でも、にこやかに、彼は手を振ってその歓声に応える。
 サインを求める手、握手を求める手、色んな手が彼に差し出される。
 彼はそれに出来るだけ応えようと、ペンを必死に動かしていた。

 ねぇ・・・あなたを好きな人がそんなにいるんだね。
 たくさんの人に愛されてる。
 
 TVの中のあなたは、宝石のように輝いている。
 眩しくって、真っ直ぐ見れないよ。
 私もただの一人のファンになっちゃうのかな?
 どうしてあの日出会ったの・・・
 出会わなければ良かった。
 知らなければ良かった。
 いえ・・・知っていれば良かったの・・・
 そうしたら、こんなにも苦しい思いをしなくてすんだのに・・・
 
 あの日の彼は誰だったのかな?
 あの温かい手も幻だった・・・?
 TVの中のあなたは私の知っている彼じゃない・・・

 夕暮れの光に照らされたあなたは美しく優しかった。
 好きになった人が、まさかこんなにも遠い人だったなんて・・・

 携帯電話、握る手に力を込める。
「電話するよ、絶対に・・・」
 彼の最後の言葉が、何度も何度も心に響く。
「約束したよね?」
 確認するように、声に出す。
 かかって来るわけがない。
 泣き出した私に、彼が取り繕うために言っただけ・・・
 あのファンの女の子のように、優しく慰めるためだけに、差し出された手だったの・・・

(つづく)





 

CALL ME No.8 

2_jupiter01835[2]


 私がメモを突き出したと同時に、タクシーが停まった。
 ドアが開く。
「あなたが誰でもいいの・・・」
 彼はメモを受け取らない。
「私、もっとあなたのことが知りたい・・・」
 彼のお腹にメモ、押しつけるように渡してタクシーを降りた。
 ドアが閉まってしまった。
 何も言ってくれなかったね・・・そうだよね、成り行きで一緒に行動してただけだもの・・・
 再び溢れそうな涙、拭ったら、窓がゆっくり開いた。
「ありがとう、電話するよ」
 嘘・・・ほんとに?
「これから少し忙しくなるから・・・でも、必ず、電話するから・・・」
 真っ直ぐに私を見るその瞳には、嘘は感じられない。
 バカな私は期待しちゃうよ・・・?
「じゃ・・・」
 窓が閉まりかけた時、彼が運転手に告げたのは高級ホテルの名前だった。


「ねぇ、さっきからぼーとして・・・」
 友人の彼女の声も耳に入らない。
 昨日の事が夢のよう・・・
 夢じゃなかったよね?彼は確かにいたんだよね?
 手の甲の傷を見詰めて・・・にやける・・・
「な~んか、気持ち悪いんだけど?」
「そ、そう?」
 笑った顔見て、彼女は怪訝そうな顔をした。
「まぁいいわ、それより・・・」
 彼女は鞄をゴソゴソ、なにやら取り出そうとしていた。
「見てよ、これっ!」
 満面の笑みで目の前に突きつけられた物は・・・
「なに?らくがき?」
 白い紙のまん中にグネグネっとした線が書かれている。
「違うわよー!!」
 彼女の目がつり上がる。
「サインよ、サイン!!」
 口をとがらせながら、彼女は言った。
「昨日映画の宣伝でこの俳優が来たのよ~~!!あ~、空港に行って良かったぁ・・・サイン貰えたのよ~~」
 だんだん声が大きくなる。かなり興奮してるみたいだ。
 鼻の穴、広がってるよ?
「へぇ・・・」
「ほんっとに!!話しがいのない人よね!」
 プンプン怒りながら、また鞄の中をガサガサ。
「ねぇ、私の話も聞いて」
 昨日の事、彼女には話しておこう。
 相談にも乗って欲しい。
「昨日ね・・・」
 私が話し掛けた時と彼女が何かをバンッ!て置いたのが同時だった。
「ほら、この人よ~~!格好いいでしょう!!」
「あ・・・!?」
 彼女の出した雑誌の表紙、間違いなく彼の姿だった。

 そして・・・私は何も言えなくなった・・・


(つづく)
 
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みすず

Author:みすず
ジョニー・デップとラミン・カリムルーとジェイク・ギレンホールが大好き♪
映画レビューその他日常生活の様々な出来事を綴っています。
写真撮るのも最近大好きです♪

B'z、ロバート・ダウニー・JR、福山雅治、織田裕二、玉木宏もお気に入り♪(要するに気が多い^^;)

初めての方もお気軽に♪コメントお待ちしてま~す^^

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